『Arduinoをはじめよう (Make:PROJECTS)』(Massimo Banzi)の概要
『Arduinoをはじめよう 』は、C++でハードウェアを制御するためのArduinoというマイクロコンピュータの扱い方について説明されている。
一から電子回路を設計してPICなどでプログラミングをしなくても、初心者でも制御出来る知識が身に付く内容。
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『Arduinoをはじめよう (Make:PROJECTS)』(Massimo Banzi)の注目ポイント
各種入出力センサを用いて、スイッチを切り替えるとモーターが動作したり、光量の度合いで、モーターの回転具合を制御することが出来ることが記述されています。
また、ブレッドボードをとジャンプワイヤーを使って、どこの端子にどの極に挿せばよいか、そしてプログラミングの仕方などについて詳しく説明されています。
『Arduinoをはじめよう 』を読むことによって、ハードウェアに触れたことのない人でも、単純なプログラムと配線処理をするだけで、物理的に動くものが作成出来ます。
『Arduinoをはじめよう (Make:PROJECTS)』(Massimo Banzi)のおすすめのノウハウ
様々な面で、IoT機器としての制作が行うことが可能なことが記述されて、創作意欲をわかせるような図や解説で説明されているのが魅力的です。
『Arduinoをはじめよう 』の筆者が書いた、模型の説明図が手書きで独特ですが、ビギナーでもわかりやすい単純なプログラムから始めて、どんどんと出来ることが増えていくことに快感が得られるような文章の書き方です。
『Arduinoをはじめよう (Make:PROJECTS)』(Massimo Banzi)で得たもの
『Arduinoをはじめよう 』を最初から最後まで読むと、簡単なラジコンのようなものが作れる程度には理解が進むと思われます。
実際に赤外線受信センサが設置されたArduinoとブレッドボードが乗った車輪の付いた車に、テレビ用のリモコンコードをリンク付ける事によって、上下左右ボタンで車を動かせることが出来たという方もいます。
実際にそういったものを作成する過程を通して学習していくことで、ハードウェアについての知識を徐々に獲得していくことは、さらなる興味を掻き立てる要因になることでしょう。
『Arduinoをはじめよう (Make:PROJECTS)』(Massimo Banzi)はこんな方におすすめ
主にハードウェア技術者や、組み込みエンジニア、電子回路等のハードウェアについて理解を深めたい方にとっては、かなり重宝する良書となるでしょう。
自分のアイデアを形にしたいと思っている方は、ぜひこの本を読んでほしいと思います。
『Arduinoをはじめよう (Make:PROJECTS)』(Massimo Banzi)のまとめ
この『Arduinoをはじめよう』という本を読んだ後は、かなりの応用力が付く可能性があるので、他のハードウェアレシピ本等を読むことによって、多様な理解へとつながっていくでしょう。
同時に、C/C++関連の本を読むことで、様々なアルゴリズムを用いたArduino等のハードウェアを設計開発出来るので、論理的思考能力が徐々に身に付いていく可能性があるのが魅力的な点です。
プログラミングでこんなことが出来るんだと思ったら、プログラマーへの道の一歩を踏んでいることでしょう。