『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ)の概要
カナダで生まれ育った12歳の少女が1992年6月、リオ・デ・ジャネイロで行われた国連の環境サミットに参加する。
そこで彼女は、世界各国のリーダーたちを前に6分間のスピーチをするのだが、そのスピーチはたくさんの大人達に影響を与えた。
その内容、経緯、それからのセヴァンの活動について絵本としてまとめられている。
あなたが世界を変える日 12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ [ セヴァン・カリス・スズキ ] 感想(38件) |
『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ)の注目点
幼い頃から自然を愛し、環境問題を身近に考えているセヴァンはとてもすごい人物だと思います。
多くの大人が自然環境などに目もむけずに生活している状況の中で、彼女は12歳ながらも自分の意見をしっかりと持ち、それをたくさんの人の前でしっかり話せる、その強い意志は大人達だけでなく子供達にも感動を与えました。
彼女の言葉、そして行動で少しずつ変化が起こったこと、そして彼女の影響力に衝撃を受けずにはいられません。
『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ)の印象に残った言葉
「ならばなぜ、あなたたちは、私たちにするなということをしているんですか。」
人に注意をすることはきっと誰もがあると思いますが、注意したことを自分達はしっかりと守れているのでしょうか。
大人達からの教えを子供は守るのに、大人達は守っていないからこそ世界ではたくさんの問題が起こっている、そうセヴァンはスピーチで訴えます。
ヴァンのスピーチは「リオの伝説のスピーチ」と言われるほどたくさんの人に衝撃と感動を与えました。
『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ)から得たもの
『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ)を読んだ時、しっかりとした意見を持っているセヴァンに対し、憧れを持ちました。
何も考えずに生きていることが恥ずかしくなります。
環境や社会の問題を他人事だと思い軽く流すのではなくて、真剣に考えてみることを大事にして自分の意見を常に持ち、自分の言葉に責任を持てる人、セヴァンのように素敵な人になりたいと思えてきます。
『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ)を読んで、私はひとつの新しい価値観に出会うことができるのではないでしょうか。
『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ)はこんな方におすすめ
難しい問題ですが絵本なので、難しい事柄も分かりやすく読み進めることが出来ます。
将来を担う子供達には特におすすめですが、子供のを育てる大人の方にもおすすめします。
自分を変えたいと思っている人、現代社会のに疑問を持っている人には『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ)を読むことで何かを感じることが出来ると思います。
『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ)のまとめ
地球温暖化や汚染、誰もが問題を知っているのに誰も行動しようとは思っていません。
ひとりひとりが小さな行動を起こすことでその問題が解決するかも知れないのに。
この『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ)は衝撃的な内容に思えます。
そして、読み終わったとき何か心に響くものを感じることでしょう。
たくさんの何かに気付かせてくれると思います。
そして普段の生活に何か小さな変化をもたらせてくれることでしょう。
この本を読み始めた読者一人一人が推理を楽しめる小説です。
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