『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)の概要
タイトルにもあるように日常生活にあることについての「心理学」の本です。
「家族・恋愛」「仕事・ストレス」「お金・買い物」についてついついやってしまったり、どうしてこんなことが起きるのだろう?
というような行動について心理学的な側面から捉えてわかりやすく解説されています。
図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本 [ 内藤 誼人 ] 価格:1540円 |
『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)の注目ポイント
例えば街中でランチメニューを選ぶとき3つのコース「500円・1000円・3000円」のメニューがあった場合に安すぎず、高すぎない、真ん中位のコースを選んでしまうことありませんか?
これは心理効果で「ゴルディロックス効果」と呼ばれています。
イギリス童話でゴルディロックスという少女が熱すぎず、冷たすぎない、ちょうどよい温かさのスープを選んだという物語から名付けられた心理学用語です。
この効果はマーケティングにも利用されており、あえて比較商品を高くして売りたい商品をお手軽にみせたりすることもあります。
『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)の好きなノウハウ
特に第2章「やる気・ストレス」心理学がためになります。
目標や夢を実現するコツは「小さな目標を積み重ねて、失敗を繰り返し、適度なご褒美を!」これがなかなか続かないんだよなあと思っていたのですが、そんな時習慣にするコツは「2週間続けること」ということです。
そして仕事や家庭においてのストレスを感じているときは「予期すること、考え方を変えること、運動すること」。
何よりいいなと思ったのは「笑顔」がストレス解消になるということです。
『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)で得られたもの
『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』を読んでみて、人間の行動や考え方には「心理学」が大いに関わっていると改めて感じました。
そう思うことによって、その行動を許せたり、改めたり、客観的に捉えたりすることが出来るようになりました。
人は心によって良くも悪くも行動することがあるということです。
それが心理学によるものであるということをほんの少し心にとどめておくことで、気付きになったり、予見したりすることで自分やもしくは他人の行動をいい方向に軌道修正できる可能性があると思います。
『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)はこんな方におすすめ
心理学というと「人の心を読む・欺く」みたいなイメージもあるかと思います。
それもまた心理学ではあるのですが実際には人がより良く生きる為の「心の傾向」のような学問であると言えます。
誰しも人の行動や心に疑問を持っていることが少なからずあると思うのでそんな疑問をもっている方は少し心の傾向を理解してあげることで気持ちが楽になります。
『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)のまとめ
私は最初「占い」や「詐欺商法」みたいな怪しげなイメージがあった「心理学」でしたが、実際にはそんなことはなくて、街中の商品の並び方、映画や広告のキャッチコピー、美女と野獣のカップル、衝動買いをしてしまう、ケンカするほど仲がいい、そして戦争が起こる理由までもが「心理学」に由来している可能性があります。
そういったことの理由が分かる雑学としても面白い内容になっています。
でもそのことを知っておくことで「ああ、これはこの心理効果だな」と気付けることで物事を冷静に見ることが出来れば、少し人生を楽に生きることもできると思います。