おすすめの本一覧

『昭和史発掘』(松本清張) ― #おすすめの本

太平洋戦争の前に実際に発生した各種の事件、出来事について詳細に内容を研究、調査したドキュメンタリーです。 全9巻ですが第5巻から第9巻は2.2.6事件の記述に費やされていますので、まずは第1巻から第4巻まで読んでみることをおすすめします。 『昭和史発掘』(松本清張)に書かれていることは全て「本当にあった事実」であり絵空事ではありません。 いかに世の中というものが不条理にできており感情や思い込みに人間が支配されているか、ということを如実に知ることが出来る絶好の書です。

『手堅く稼ぐ主婦投資家が教えるおいしく始める株投資』(ようこりん) ― #おすすめの本

まずは株について知りたい。 少しずつでいいから始めてみたい、という方に向いています。 NISAについての説明もしてあるので、そちらを利用してみたい、という方にもおすすめです。 株を始めるメリット、デメリットがこの一冊で分かります。 日本は投資後進国と言われていて、多くの方が自分の周りに投資をしている方がいないという状況かと思います。 それどころか経験も知識もないのに、「危険」「悪いこと」「頭がいい人がやるもの」等々、否定的なことを言う人の方が多いかと思います。 周りの方に聞く前にまずはご自身で知識を付け、株式投資に向き合うことをおすすめします。

『傘をもたない蟻たちは』(加藤シゲアキ) ― #おすすめの本

今回おすすめした『傘をもたない蟻たちは』(加藤シゲアキ)で物語を読み切るという経験を得てもっと本を読みたいと思った方や、王道では無い独特の世界観を持った小説に新たな魅力を見出したという方にはぜひ、同じく加藤シゲアキ氏が書かれた本をおすすめします。 アイドルと小説家という全く異なる経験をしている方だからなのか、他の小説とはひと味違う独特の世界観を持っていて、何だか分からないけれどもっと読みたいと思わせる小説を書かれますので、唯一無二のものを読みたいなら加藤シゲアキ氏の作品はおすすめです。

『嫌われる勇気』(岸見 一郎, 古賀 史健) ― #おすすめ本

「人はだれでも、今この瞬間から幸せになれる」ということを語っている哲人の存在を知った青年は、その詭弁を完膚なきまでに論破してやろうと意気込んで、実際に哲人のもとを訪ねます。 青年には家族や兄弟、仕事等において精神的に惨めな思いをして育ってきたのですが、哲人の説くアドラー心理学によって徐々に自らの臆見を認めていくのです。

『君たちは今が世界』(朝比奈あすか) ― #おすすめの本

公立小学校6年生のやや学級崩壊気味のクラスを舞台に、4人(文庫版では5人)の児童それぞれの視点で描かれるオムニバス形式の小説です。 小さい頃とは違い家族とも心理的距離ができ友達が何より大事、好きな子はいても恋愛というには現実味が薄い12歳の心をリアルに思い出させてくれるお話です。

『苦役列車』(西村賢太) ― #おすすめの本

一冊の本が人生を変えるということはあり得るといわれますが、正に『苦役列車』(西村賢太)もその一つではないでしょうか。 何度も何度も読み返してほしい作品です。 『苦役列車』(西村賢太)は2010年下半期の芥川賞受賞作品なので、西村賢太氏も『苦役列車』もそこそこ知られていると思いますが、まだ読んだことがない人が多いと思いますので、是非一度読んでほしいです。

『活版印刷三日月堂 星たちの栞』(ほしおさなえ) ― #おすすめの本

川越の街に活版印刷所である三日月堂がありました。 活版印刷が主流だったころは活気のある印刷所でしたが、営んでいた夫婦が亡くなり、時代は流れお店は閉まってしまいます。 そこに夫婦の孫である弓子が父親の死を機にその店に住むことになり、営業を再開させます。 活版印刷を通して色んな人達の悩みを解決していきます。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(山口悟・ひだかなみ) ― #おすすめの本

前世の記憶を取り戻したことにより自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったことを知ったカタリナ。 このままでは身の破滅一直線になってしまうため、何とかして破滅フラグを回避しようと様々な人と触れ合いながら奮闘していく物語です。

『暗黒女子』(秋吉理香子) ― #おすすめの本

あるミッション系女子高の屋上から一人の女生徒が飛び下ります。 彼女は文武両道才色兼備、学園の誰もが憧れるカリスマでした。 彼女が所属していた文芸サロンの部員たちは故人を偲んで集い、順番に作文を朗読していきます。 しかし作文には次第に嘘が混ざり出し、朗読者や故人の思いがけない本性が暴かれていくのでした。