『苦しかった時の話しをしようか』(森岡毅) ― #おすすめの本

『苦しかった時の話しをしようか』(森岡毅)は、赤字で経営不審に陥っていたUSJを立て直した経営手腕で有名な盛岡毅さんが書かれた本、いわば「自分をマーケティングするための本」です。 自己啓発的な内容はもちろんですが、読み物としても単純に面白く、いつ読んでも勇気をもらえる、そんな本になっています。

『機関車先生』(伊集院静) ― #おすすめの本

瀬戸内海に浮かぶ葉名島を舞台に、島の中にある小学校に赴任してきた吉岡誠吾。 彼は幼い頃の病気の影響で、口がきけませんでした。 誠吾は生徒達から「機関車先生」と呼ばれるようになります。 様々な出来事を通して誠吾と生徒達、島民の人々が関わりあい、絆を深めていくお話です。

『関ヶ原』(司馬遼太郎) ― #おすすめの本

豊臣秀吉亡き後、豊臣家は内部分裂を起こしていきます。 豊臣五大老の一人である徳川家康は、この豊臣家の内部での争いに乗じて急速のその勢力を拡大していきます。 やがて家康の動きを警戒した石田三成達は、家康を討つべく兵を挙げます。 家康もこの動きに対して石田三成を討つべく交通の要衝である関ヶ原に向かいます。 石田三成達も大阪入城を阻止すべく関ヶ原に布陣。 ついにお互いが雌雄を決する事になります。

『学校では教えてくれない地政学の授業』(茂木誠) ― #おすすめの本

地政学とは、国家間の政治問題を地理的な視点を通じて見る学問です。 『学校では教えてくれない地政学の授業』(茂木誠)では「いわゆる国家間の対立を地理的な条件で説明するのが地政学」と説明されています。 駿台予備校講師の茂木誠先生のラジオ番組の内容を元に書き起こされた本で、茂木先生とラジオ局(文化放送)アナウンサーの対話形式の本なのでとても読みやすくわかりやすく、地政学及び世界各国の関係性が理解できます。

『家守綺譚』(梨木香歩) ― #おすすめの本

作家の主人公がひょんなことから親友の実家の家に住むことになった。 お隣の世話焼きなおかみさんがたまに出てきて食べ物を置いていくような風情ある情景の中で様々な植物と共に様々な生き物と会話し、優しく時にはしっとりとした不思議な出来事を体験していく話です。

『俺は星間国家の悪徳領主』(三嶋与夢) ― #おすすめの本

広大なる宇宙を舞台にした転生作品です。 犯罪等を犯さず善良な一市民として生きてきたのに、妻に裏切られ社会的にも経済的にも散々な目に遭った男が最後の時を迎えようとしていました。 そこへ現れたのが案内人となのる高位存在は転生を持ち掛けます。 今世は真面目に生きても最悪な結果となった。 ならば来世では好き勝手に生きてやる!悪人になりたいと男は転生を承諾。 こうして案内人の好意によって、星間国家貴族の子供リアム・セラ・バンフィールドに転生しました。

『異世界居酒屋のぶ』(蝉川夏哉) ― #おすすめの本

ひょんなことから異世界につながってしまった居酒屋。 異世界のお客さんとの楽しい交流を描く物語です。 和食が意外とウケたり、「トリアエズナマ」という飲み物が人気だったり、異世界人が嫌いなカルトッフェル(じゃがいも)が調理法次第で好評だったりと、意外性だらけの居酒屋です。