『サンタのおばさん』(東野圭吾) ― おすすめの本

毎年クリスマスイブが近くなると、フィンランドではサンタクロース協会の会議が開かれることになっている。 今年の議題はアメリカ支部の配達担当者の後任を決めることで、候補者として皆の前に紹介されたのはジェシカという女性だった。 賛否両論が巻き起こっていく中で、彼女は自らがサンタに応募した理由を語り始めた。

『コンビニ人間』(村田沙耶香) ― おすすめの本

第155回芥川賞受賞作です。 コミカルなタイトルに加えて200ページもいかないコンパクトな分量。 しかしながら内容は濃密。 こんなに短い中身なのに、何度も笑ったり苦笑したり、「とにもかく面白い!」と思える作品にしあがっている。 コミカルで軽快な風味なのに、突き付けられる現実は他人事ではない直近での日本を表していて、改めて今後の生き方を腹積もりさせる。

『コルトM1851残月』(月村了衛) ― おすすめの本

江戸時代、主人公「残月の郎次」がもつパーカッション式リボルバー「コルトM1851ネイビー」で敵対する組織・人物を暗殺する物語。 「コルトM1851ネイビー」の存在は、「残月の郎次」だけが知っている。 同じ組織の仲間にも秘密にしてあり、当時の時代で6連発の銃を持つのは郎次だけ。 その中で、ある事件が起こり…

『カラフル』(森絵都) ― おすすめの本

気が付くと主人公は死んでいた。 そこへ目の前に天使が現れて、主人公は罪を犯したので本来は消えてしまうはずだが、抽選に当たったので今からテストの為に新しく人生をやり直せと言いう。 拒否するも受け入れられず、今死んだばかりで空っぽになっている人間・小林真の中に入り「テスト」とやらを受けることになるのだった。

『いつまでも白い羽根』(藤岡陽子) ― おすすめの本

大学受験に失敗し家庭の事情もあり、両親の勧めで看護学校に入学した瑠美。 気が進まないまま進学した看護学校で、淡々と日々を過ごしていく。 ペアとして学ぶ不器用だが優しく溌剌とした千夏、そっけないが美人の遠野、子育てをしながら学ぶ主婦の佐伯らと、厳しい実習や試験を経験する。 友人達との出会いや医学生の拓海への恋心が、かたくなで張り詰めていた瑠美の心を、少しずつ変えていく。

『あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる』(堀江貴文) ― おすすめの本

堀江貴文氏が「お金を使えば使うほど、人生は豊かになる」と唱え、その詳細やエピソードを40項目にまとめて紹介している。 お金を使いまくってきた堀江貴文氏だからこそ見える視点から物事をとらえた本作は、これからの人生設計を考える方には一つの新たな概念を与えてくれるでしょう。