コンビニ人間一覧

『コンビニ人間』(村田沙耶香) ― #おすすめの本

第155回芥川賞受賞作です。 コミカルなタイトルに加えて200ページもいかないコンパクトな分量。 しかしながら内容は濃密。 こんなに短い中身なのに、何度も笑ったり苦笑したり、「とにもかく面白い!」と思える作品にしあがっている。 コミカルで軽快な風味なのに、突き付けられる現実は他人事ではない直近での日本を表していて、改めて今後の生き方を腹積もりさせる。