三日間の幸福一覧

『三日間の幸福』(三秋縋) ― #おすすめの本

人間は誰しも、いつかは死ぬ。 人生とは何なのだろう。 そう思う方もいるだろう。 しかし、どうやら主人公の人生には良いことがなく、自分の寿命査定価格がまさかの1年につき1万円だった。 この事実を受け止めにくい主人公は、未来の自分よりも現在を楽しみたいという思いから僅かな余生を残し、残りの寿命を売り払うことになる。 そして、そこに現れたのが「監視員」のミヤギである。 彼女の為に生きたい、生きることが俺の幸せだと気付いた時には、自分の寿命が縮まっていた。