乙野四万字一覧

『僕が愛したすべての君へ』(乙野四万字) ― #おすすめの本

現代より少しだけ科学が発達している世界で、平行世界の存在が確認されたSF設定の物語です。 物語の中では少しだけ科学の話も出てきますが、分からなくても読めるないようになっています。 ストーリーは主に、主人公の高崎暦と85番目の平行世界からやってきたと言う瀧川和音の交流を中心に描かれていきます。 暦は和音とのやり取りを何度も重ねながら、平行世界の自分は自分なのかというテーマに悩みつつ、様々な経験を経て答えを導き出します。