このブログは、私の知人や募集で集まった方々の『大人の読書感想文』を掲載しております。
本のレビューではなく、その本を読んだその人がどのように感じ、どのように影響を受け、人生に活かしてきたかをまとめています。
その本に興味を持って頂くことはもちろん、あなたの悩みの解決や人生の励みになれば幸いです。
「基礎」は大事ですよね。
スポーツでも勉強でも仕事でも、よく言われています。
その道に長けた人ほどその重要性はわかっています。
むしろ「基礎」をしっかり押さえたからこそ、その道に精通しているとも言えます。
知らない人ほど、そんなメンドクサイものはすっ飛ばして始めから派手な応用に走って痛い目見ます(笑)
今回はドラマにもなった『ドラゴン桜』(三田紀房)から、基礎・基本の大切さを再確認し、ご自身の仕事に役立てた方の「大人の読書感想文」を紹介します。
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『ドラゴン桜』(三田紀房)から学ぶ、基礎の重要性
■導入
スポーツに学習、仕事でもよく言われるのが「基本が大切だ」という言葉。
何事もまずは基本からだと言われるが、実は基本は「基礎」を応用したものであると筆者は考えている。
つまり、何事も基礎が大切ということだ。
実際スポーツにしても仕事にしても、華やかに見えるのは応用技であることが多い。
そのため、筆者にも経験があるが基礎・基本をすっ飛ばして応用をやってみたくなる。
ただ、『ドラゴン桜』の後述の言葉と、物語の結果から見て、やはり「基礎」の先の「応用なのだな」と思った。
■あらすじ
経営破綻状態の三流高校、私立龍山高等学校の運営問題を請け負うこととなった弁護士・桜木建二は経営状態を良くするために、龍山高校を進学校化することを思いつく。
かつて受験指導に大きな実績を上げた個性溢れる教師を集めて特別進学クラスを開設し、学力が中学生以下の水野直美と矢島勇介に様々な受験テクニックや勉強法を教えながら、東京大学合格を目指す
■印象に残った言葉
主人公の桜木健二が二人の生徒に言った以下の言葉
「テクニックは付け焼刃では身につかない。
普段の地道な努力の上に立つもの。
つまりテクニックを持っているということは、その人間には計画性、持続性、実行力、そのうえで目標を達成しようという情熱があるということだ」
■なぜ印象に残ったか
ネタばれになってしまうが、二人の生徒は東大への合格を果たす。
そして、二人が最後まで大切にしていた言葉が上記である。
上記は見て分かる通り、基礎を身に着けた上で応用が初めてできるようになる、ということを述べている。
二人は基礎を最後まで重視したからこそ、不可能と思われる東大合格という応用技を決めることができたのだ。
現実世界でも、基礎を理解せずに応用を実践したところで上手くいくケースは皆無であり、やはり何か応用技をやってみたいと思ったときには、自分がその時点でどの程度基礎・基本がわかっているのかを把握し、まずは足りていない基礎・基本部分をしっかりと鍛錬することが一番なのだと思う。
逆に言うと、応用技がうまくいかないのは、基礎・基本ができていないためである可能性が高い。何毎も、まずは基礎なのだと本当にそう思った。
■本を読んで変わったこと
まず、自分が仕事で上手くいかない部分を洗い出してみて、それに対して必要と思われる基礎・基本能力をマッピングしてみて、それぞれの基礎・基本能力に対する自分の習熟度を考えてみた。
すると足りない能力が分かり、そこを伸ばすと今までは全くできなかったことが少しずつできるようになってきた。
兎にも角にも、「基礎」なんだなと実感した。
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いかがでしたか?
あなたも何か上手くいっていないことはありませんか?
何年も伸び悩んでいることはありませんか?
今一度、「基礎」を見つめ直してみたら上手くいくかも知れません。
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