『裏運気の超え方』(ゲッターズ飯田)から学ぶ自分本位の卒業 ― 『#大人の読書感想文』


このブログは、私の知人や募集で集まった方々の『大人の読書感想文』を掲載しております。

本のレビューではなく、その本を読んだその人がどのように感じ、どのように影響を受け、人生に活かしてきたかをまとめています。

その本に興味を持って頂くことはもちろん、あなたの悩みの解決や人生の励みになれば幸いです。


最近は多彩な才能を持つ芸人さんが多いですね。

ゲッターズ飯田さんも占いで有名ですね。

芸人さんというより、もう占いが専門ですかね?

今回の『大人の読書感想文』は『裏運気の超え方』(ゲッターズ飯田)を紹介します。

作者の方はただのエンターテインメントと捉えるだけでなく、ご自身の人生に活かそうとしています。

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『裏運気の超え方』(ゲッターズ飯田)から学ぶ自分本位の卒業

■「裏運気からは逃れられない」

ゲッターズ飯田さんは、占いタレントとしてテレビやラジオ、トークショーなどで活動されています。

ゲッターズ飯田さんが編み出した人々を12種類に分けたオリジナルの五星三心占いは、いまやコンビニの店頭に全種類並ぶほどの人気で、飯田さんの書籍はすぐに増刷が決まるほど。

私が手にした『裏運気の超え方』も、週間ランキング上位を獲得するなど、話題の一冊です。
「裏運気からは逃れられない」
まず本書で私がわかったのは、裏運気という運気からは誰も逃れられないということです。

本書のタイトルにもあるとおり、超えるしかない。逃れるのではなく。

■裏運気は悪くない!?

とはいえ、裏運気と言うのはなにも、何をしてもうまく行かないといった具合ばかりではないのです。これがミソです。

例えば、今まで恋愛がうまく行かなかった人がなんだかモテはじめるのも、裏運気の仕業だとあります。

つまり、いつもと真逆のことが起きやすいのが裏運気なのです。

裏運気だから悪い運気、という考えはなくなりました。

「じっとおとなしくしていればいい・・・わけではない」

本書では、裏運気の嵐が過ぎ去るまでおとなしくしていようと考える人に、そのこと自体が自分本位の考え方であると指摘しています。

おそらく、本書の一番肝心な部分ではないでしょうか。

自分に害がないよう、自分だけを守ることしか考えていないということは、なんの成長にもつながらないと言います。

多くの読者が、ここでハッとさせられるのではないでしょうか。

パッと視界が開け、周囲の人のほうに考えが及びました。

嵐だからといって、他人を助けなくてよい理由にはならないのです。

■裏運気を迎え入れ、自分本位から卒業する

「いつもと正反対のことが起こることを身構えつつ、人に尽くす」

本書では、12種類のタイプ別に、裏運気の年と、裏運気に入る月(毎年、なんだかうまく行かない時期というのがあるそうです)を記しています。

裏運気からは逃れられないけれど、事前に知っているのと知らないのとでは大きな差があります。

しかも、その知識をうまく立ち回るために役立てるのではなく、嵐の中のともしびとして使うよう指南しているのが本書の特徴であり、自分のことばかり考えず、人に尽くすことを強く勧めています。

つまり、裏運気とは、正反対のことが起きるからこそ、表運気の自分の行いが自分自身でよくわかるものであり、成長のための大事な時期なのでしょう。

もっと極端なことを言えば、裏運気から逃れるだなんてもったいない、ぜひ心して迎え入れようといった気持ちになれることが一番なのだと思います。

そんなふうに思えたとき、私たちは自分本位から卒業して、ひと回り大きくなれるはずです。

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いかがでしたか?

あなたは占いを信じますか?

私は“信じる”というより、“参考にする”という感覚でしょうか?

結構、テレビ・新聞や雑誌の「今日の占い」等はよく見ますね。

占いを摩訶不思議なこと、と捉えると“信じる”“信じない”の話になってきます。

しかし、その歴史も古いことから統計的な傾向も含まれるのかな、とも思います。

そして何より、すごく良いことが書かれています。

当たる、当たらないは別として生きる為に必要なアドバイスが書かれていることが多く参考になります。

占い本各書もエンターテインメントとして捉え楽しむこともできますが、これからの人生に役立てようと思うあなたには、それだけでなく人生の指針としても捉えて頂きたいと思います。

ゲッターズ飯田の裏運気の超え方 [ ゲッターズ飯田 ]

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