『「会話が苦手」がなくなる本』(齋藤孝)から学ぶ会話の神髄 ― 『#大人の読書感想文』

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このブログは、私の知人や募集で集まった方々の『大人の読書感想文』を掲載しております。

本のレビューではなく、その本を読んだその人がどのように感じ、どのように影響を受け、人生に活かしてきたかをまとめています。

その本に興味を持って頂くことはもちろん、あなたの悩みの解決や人生の励みになれば幸いです。


会話で悩んでいる方って、結構多いのではないのでしょうか?

悩む程でもなくても、上手く会話が続かず気まずい雰囲気になったりする時はありませんか?

あなたは話し上手ですか?

今回の『大人の読書感想文』の作者の方も会話に悩む人の一人でした。

何冊か会話の本を読んだようでしたが、どの本も会話のネタ本で根本的な解決には至りませんでした。

そのような中、会話のコツを教える本に出会い無理なく会話の方法を学ぶことができたようです。

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『「会話が苦手」がなくなる本』(齋藤孝)から学ぶ会話の神髄

■読みたいと思った理由

会話はあいさつ程度なら特にストレスを感じることはないわたしも、職場や何かのセミナーに参加した際には会話が続かなかったりすることがあります。
会話術の本を少し読もうかなと思っていた時に出会ったこの本、帯に「自信をつけるキッカケは話のネタよりもリアクション」とありました。

「!!」
なるほど~と、とてもその一言で納得できました。
だいたい会話術の本は話のネタに重きを置きがちなので、その話をうまく展開出来ずに困っている側としてはどうも読んでいても片手落ちな感じがしていました。
しかも、「たった一言で」と添えてあり、少しコツを覚えるだけで良さそうな感じを受けたので買うことにしました。

■衝撃だったのは

大学教授で実際に教壇にも立っている著者だけに本当に段階を踏んで書かれていて読みやすい、分かりやすい、丁寧の三拍子でした。
中でも、衝撃だったのは、「会話には、人間関係を変える力があります。」の一文でした。
そこまで意識して会話をしていなかったなぁと正直反省しました。
会話って、自分と相手で成立しているのを改めて感じました。
正直、話すのが苦手だな、嫌だなぁと思いながら話しています。

そして、何よりなんとか話を続けなきゃとばかり考えています。
この本からも気づきましたが、会話なのだから自分だけが話さなくてもいいのです。

思い込んでいる枠が外れて楽になりました。
よく自分主体で流れるように話される方がいますが、ずっと話されると聞いている方は苦痛です。
そんな力技の強引な会話力ではなく、受け身な方でも充分、参考にして実践できるところが嬉しいと感じました。

■会話の神髄とこれから

自分主体で話さなくてもいいという会話の方法は色んなシーンでも使えるので、とても助かるなぁと思います。
なんせ相手の力を上手に借りる、返し技のような感じなので、無理が全然ないのです。
でも相手のことを良く見ていないと出来ないことだなぁと今までの会話を少し反省もしました。
相手を引き出し、乗せていって自分も乗っかっていく柔軟さが必要だとも思います。
文中で「面接のときになぜ笑いを取りにいかないのか?」とありましたが、自分をさらけ出してしまうと、相手もリアクションしてくれるので、終局感じることは、リアクションをしてもらえるようなことを言うか、相手のリアクションをどう読み取るかのセンスを磨くことだと感じます。
今まで頭の中で言葉を堂々巡りさせてばかりでしたが、あまり必要ないんだなぁと思います。
仕事など暗黙知の部分の知識はもちろん必要ですが、他の部分は、リアルタイムで起きていることや目の前の相手に応じたリアクションをしていこうと思います。
相手も得して、自分も得するように出来る会話まで成長出来る本を読めて良かったと思います。

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いかがでしたか?

会話は人と人とを繋げる重要なコミュニケーションです。

上手くいくと自分も相手も気持ちがいいですよね。

逆に上手くいかないとストレスになったり、相手に誤解を与え、ひどい時には争いになったりもします。

会話は“言葉のキャッチボール”と言われることもあります。

自分だけが話せば良いわけではありません。

自分の話ばかりする人を相手にするとストレス溜まりますよね?

もし、あなたがネタ本で集めた情報を相手に一方的に話して、相手の話を聞かずに会話を終わらせてしまったら・・・

相手はストレスが溜まるだけで会話が成り立たず、せっかくの情報も受け取ってもらえないかも知れません。

“話し上手は聞き上手”

人は相手の話を聞くより、自分の話をする方が気持ち良いと感じてしまいます。

聞き役に徹するくらいで丁度いいのです。

このひと言で「会話が苦手」がなくなる本 人間関係で得する人、損する人の法則 [ 齋藤孝 ]


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悩める方の助けになるかも知れません。

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※掲載の際には多少の編集を加えますので予めご了承下さい。




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