『やったろうじゃん』(原秀則)のワンシーンで生き方が変わった ― 『#大人の読書感想文』


このブログは、私の知人や募集で集まった方々の『大人の読書感想文』を掲載しております。

本のレビューではなく、その本を読んだその人がどのように感じ、どのように影響を受け、人生に活かしてきたかをまとめています。

その本に興味を持って頂くことはもちろん、あなたの悩みの解決や人生の励みになれば幸いです。


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小説、漫画、映画・・・、あなたの人生に影響を与えたワンシーンはありますか?

誰でも大なり小なり影響を与えたワンシーンや名言はあると思います。

時には、人生を大きく変えるキッカケとなるワンシーンに出会うこともあります。

今回の『大人の読書感想文』の作者の方は、甲子園を目指す青春漫画『やったろうじゃん』(原秀則)のワンシーンに学生時代の自分を重ね、生きがいを取り戻しました。

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『やったろうじゃん』(原秀則)のワンシーンで生き方が変わった

■怪我で失った生きがい

私は学生時代、野球をやっており、ポジションはピッチャーでした。

学生の最後に酷使したことがたたり肩と肘を壊してしまい、野球ができない体になってしまいました。

特にプロ野球や社会人野球チームに入れる実力は無かったので、最初から普通のサラリーマンになるつもりでその通りになりました。

そのため、故障したこと自体に全く後悔は無かったのですが、今まで人生の大部分をかけてきた野球ができなくなったことで、仕事しかやることがなく (幸い仕事は好きでしたが・・・)、非常に空虚感を感じながら生きていました。

■自分を変えた『やったろうじゃん』(原秀則)のワンシーン

そんな時に『やったろうじゃん』(原秀則)に出会いました。

全く無名の弱小高校野球部に、過去に怪我をしたために強豪校からはどこからも誘われなかったスーパールーキーが入部します。

怪我の再発を気にしながらも熱血監督の下、尊敬できる先輩達と出会い甲子園出場を目指す、というストーリーの漫画です。

彼は今まで感じたことの無かった野球ができる喜びを感じながら見事に甲子園に出場します。

しかし、その代償でまた彼は怪我をしてしまいます。

精神的に何度も腐りながらも、仲間の励ましで何とか立ち上がろうと努力し、またマウンドに上がる勇気を持つ、というワンシーンがあります。

作中では「何を思い、彼はもう一度マウンドに戻るのか」というような文字があったと思います。

そのシーンに、故障しもう自分には何も残っていないダメな人間だと思っている自分の姿を重ねてしまいました。

■取り戻した輝き

実際その頃、学生時代の野球仲間と飲んでも、他の仲間は人生の楽しみを色々と語ってくれるのに、自分は何も話すことがなく、

「お前、なんかつまらない人間になったな。

まだ故障引きずっているのか?輝いていたお前をもう一度見せてよ」

と言われることがありました。

自分はもう野球ができない状態で、野球の世界に復帰するのは実力的にも無理でした。

しかし、もしかしたら彼のように本当は色々な人が

“野球をやっていた頃の自分”

“頑張っていた自分”

そんな自分の姿を見せてくれと応援してくれているのではないか?

つまらない顔をして生きてはいけないのではないか?

とそのシーンを見て考えるようになりました。

ちゃんと生きがいをもって生きていこうと思い、それからは地域のボランティア活動をしたり、マラソンを始めたり、仕事でも周りの人たちに良い影響を与えられるよう努力できるようになりました。

そんな印象深いシーンでした。

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いかがでしたか?

『大人の読書感想文』の作者の方は、青春時代をかけてきた野球で怪我をし、その後は生きがいを失い虚無感と共に生きていました。

しかし、『やったろうじゃん』(原秀則)のワンシーンと出会い、自分自身と向き合い、今後の生き方を考え、そして輝きを取り戻していきました。

あなたも、もし今何かに悩んでいたら、何か変わりたいと思っていたら、本や漫画・アニメもしかしたら映画の中にキッカケがあるかも知れません。

ただし、あなた自身が悩みを解決したい、変わりたい、と思うことが必要です。

人の脳は自分が興味あること、必要と思うこと以外をあまり認識しないようです。

逆に、強く悩みの解決方法を考えたりどのように変わりたいかを考えたりすると、それを実現するキッカケになる情報を見つけ出せるということです。

ですから、

「この悩みを解決するなんて無理だ」

「変わりたいと思うけど、自分には無理だ」

等と思ってしまえばせっかくのキッカケも認識できません。

むしろ“無理な理由”(=言い訳)を探し出してしまいます。

まずは悩みを解決している自分、なりたい自分を想像することが大切です。

そうすればその答えに近づくキッカケを脳が勝手に探してくれます。

このブログも様々な人が様々な本・漫画から悩みを解決したり、自分を変えたりしたエピソードを掲載しています。

あなたに必要なキッカケが見つかるかも知れません。

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