『強者の流儀』(朝倉未来) ― #おすすめの本

『強者の流儀』(朝倉未来)の概要

人気格闘家・YouTuberである朝倉未来氏独自の考え方や価値観、世界観を喋り口調のように紹介している本です。

見出しとそれにまつわるエピソードが書かれていてひとつひとつのトピックが分かりやすく説得力のある内容になっています。

ぶれない自分を持ち信念を貫くスタイルで人生を変えるきっかけとなる本です。



『強者の流儀』(朝倉未来)の好きなエピソード

印象的だったのは、自分を客観視するということです。

普段、自分の音声を録音したり鏡をみて生活している人はいないと思います。

それ故に、なかなか自分を客観視することは難しいことだと思います。

だた、客観視することで本来の自分と向き合うことができ、気づかなかった発見があったりします。

新たな発見から治すべき点がみえてきます。

そういった自分の弱点を克服することでより良い人生を送る一つのきっかけになるということです。

『強者の流儀』(朝倉未来)の好きな場面

ぶれない軸を持つということです。

たいていの人は人から良く思われたい、波風をたてないように頻繁にお世辞を言ったりします。

特に日本人はそのような風潮が多くあると感じます。

ただ、人の意見に左右されるがまま自分の本心とは真逆な生活が果たして良いのでしょうか。

朝倉さんは、八方美人ではなく本心しか言わない性格です。

それに批判的な人がいても別に良いと思っています。

逆にそんなスタイルに共感したり、ついていきたいと思う人も多くいます。

ぶれない軸を持つことの大切さが伝わりました。

『強者の流儀』(朝倉未来)で得たもの

多くの人は長い物には巻かれろというタイプで、自分より地位が上の人や年上の人の意見は絶対というスタイルで生きていると思います。

そういった方の中でも「いや、そんなことはない!」と反論される方も多くいると思いますが、実際には上司や先輩を前にすると何も言えなくなる方がほとんどだと思います。

むしろ強がっている自分を客観視できていないのだと思います。

確かに多くの人の意見を素直に聞き入れることは大事です。

色々な人の意見に耳を傾け、流されるのではなく、柔軟な考えのもと、その中で自分の意思表示を明確化することの大事さを痛感しました。

不本意に誰かに従うだけの人生は、生きづらさを覚えてしまいます。

年齢や地位など関係なしに尊敬できる人とそうでない人の判別をしていく必要があるとも感じます。

『強者の流儀』(朝倉未来)はこんな方におすすめ

夢を追い挑戦してゆく若者にはぜひ読んで頂きたいです。

具体的には、自分のやりたいことが明確に決まっていて夢にむかってひたむきに努力している若者向けです。

壁にぶちあたった時この本を読めば成功へのヒントが書かれていると思います。

そして諦めず挑戦していく力が沸くと思います。

『強者の流儀』(朝倉未来)のまとめ

はじめから強い人間なんてほとんどいないと思います。

自分と向き合うことから逃げていると本当の自分を知れないまま終わってしまいます。

失敗してもなぜ失敗したのか分析し、修正していく力が成功への道ということが分かりました。

失敗をおそれて何もしないよりもチャレンジして学んでの繰り返しが大切だと分かりました。

この本は朝倉さんの人間性が溢れている本です。

強さの裏でとても努力しているのが伝わります。

何かで成功する人は地道な努力と研究、分析の上で成り立っていると改めて感じました。

【新品】強者の流儀 朝倉未来/著