『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一) ― #おすすめの本

『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)の概要

『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)では自分が知らないうちに身に着けてしまった口ぐせのせいで、人から嫌われたり、バカに思われたり、上司や部下から信頼されないなどのことの例を取り上げて、より良い自分を築くための方法を解説しています。

またできる人に見せる口ぐせについても取り上げています。

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『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)が好きなエピソード

好きなエピソードは第1章の「人から嫌われる口ぐせ」の中の8番目の項目「あの人はB型だから……」他人にわかりやすいレッテルを貼るの項目です。

多くの方に共通することかと思いますが、自分の性格を血液型だけで決めつけられた経験があるのではないでしょうか?

納得する人もいれば、それだけで決めつけらることにうんざりする人も多いかと思います。

日本人はこのように血液型や星座等で人の性格を分類分けするのが好きな民族だと感じます。

しかしそこにきちんとした裏付けがあったためしがありません。

普段からこういうことに違和感を感じていた方にとっては心の底から納得できるいいエピソードです。

『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)の好きなノウハウ

特にこれは使えると感じたノウハウは第5章「「できる」人のように見せる口ぐせ」の中の60番目の項目「全体的には賛成だが、一、二、問題点がある」部分修正を迫るのところです。

ビジネスシーンにおいては会社の上司や得意先など、相手の顔を立てつつも全てを相手の言いなりにならずにいい落としどころを見つけていく作業がかなり重要です。

もちろん全てが自分が考えた通りに物事が進めばいいですが、そんなことはまず有り得ません。

そうした時にはこの言い方をすることによって、相手を全否定するわけではないが、自分の考えをもわからせながら、ちょうど良い具合の最終決着点を見つけていくことができると感心させられます。

『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)で得たもの

『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)では、これまで一生懸命に頑張っているのに周囲から変人扱いされたり、なかなか仕事の成果が上がらないことが多かった方にとっては、なぜなのかをじっくりと考えることができまです。

特に口下手な方は、全く悪気がないのに相手を怒らせてしまうことや逆に全く相手にされないことも多くあるでしょう。

そんな方にとっては自分の口ぐせなどを考え直すいいきっかけになります。

もちろん『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)の内容を全部読んだだけで、自分の仕事の場面の全てが上手くいくことはないのですが、なぜなのだろうかと自分で考えて答えを見つけて、次に進んでいくためのヒントになることは間違いでしょう。

『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)はこんな方におすすめ

『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)をどんな方に読んでほしいかですが、これは仕事だけでなくプライベートでも人間関係に悩んでいる方に読んでほしいです。

特に自分では何も悪いことをしているわけではないのに、人から煙たがられたり、嫌われたりすることが多い人にはかなり参考になります。

どんな時に読んでほしいかは、例えば仕事の場面で自分の意図通りに相手に伝えることができなかったり、プライベートでは恋愛等で自分の想いが全く相手に伝わっていないということがあった時に読んでほしいと思います。

『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)のまとめ

『頭がいい人、悪い人の<口ぐせ>』(樋口裕一)では、人から嫌われる口ぐせ、バカをさらけ出してしまう口ぐせ、上司を怒らせてしまう口ぐせ、部下からバカ上司と思われる口ぐせ、運を逃す人の口ぐせというマイナス面と、「できる人」のように見せる口ぐせ、運を引き寄せる人の口ぐせとプラス面の両方の面から、それぞれの項目別に具体的な言葉をあげて説明しているのでとてもわかりやすい内容となっています。

項目が多いのでどんな人間であっても1つぐらいは当てはまるような口ぐせがあると思いますので、今後の仕事やプライベートでの人間関係を円滑に進める上では最高の本になる可能性を秘めています。



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