kokedori一覧

『むらさきのスカートの女』(今村夏子) ― おすすめの本

街でちょっとした有名人になっている「むらさきのスカートの女」の生活を主人公がストーキングするという物語です。 主人公がは、最初は「むらさきのスカートの女」の生活パターンや勤務先などをチェックしていた程度でしたが、ある日を境にを自身が働いているホテルの清掃員になるように誘導するようになり、ストーキングの行動が過激になっていきます。

『なぞの娘キャロライン』(E.L.カニングズバーグ) ― おすすめの本

児童小説というジャンルで紹介されることが多い小説ですが、ミステリーというジャンルで紹介してもいい内容です。 なのでミステリー小説が好きな人におすすめです。 大人になってから想像を巡らせる場面も多いので、大人にこそおすすめできる作品と思います。 また、「お金さえあれば・・・」と思っている人にも読んでほしいです。

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』(西原理恵子) ― おすすめの本

西原理恵子は『毎日かあさん』など生活感に溢れコミカルな漫画で人気を博している漫画家です。 そんな西原理恵子氏によるカネの話は貧乏時代の強烈なエピソードによって裏打ちされ、その金銭感覚も鋭い。 特に幼少期のエピソードは想像絶するものがあり、漫画からは想像ができない内容となっています。 今作はお金に特別困ることなく過ごしてきた人にこそ読まれるべき本だと思います。 平和ボケしてなんとなくお金を使っている自分のことを叱りつけてくれるような素晴らしい一冊になることでしょう。

『かめくん』(北野勇作) ― おすすめの本

実は哲学的にとても興味深いことを言っている本です。 ジャン・ボードリヤールの『シミュラークルとシミュレーション』の概念が、この小説を読むことによってより一層理解できます。 それはかめくんの仕事とかめくんと木星の戦争の関係に大いに関わってくるのですが・・・

『あなたが世界を変える日』(セヴァン・カリス=スズキ) ― おすすめの本

カナダで生まれ育った12歳の少女が1992年6月、リオ・デ・ジャネイロで行われた国連の環境サミットに参加する。 そこで彼女は、世界各国のリーダーたちを前に6分間のスピーチをするのだが、そのスピーチはたくさんの大人達に影響を与えた。 その内容、経緯、それからのセヴァンの活動について絵本としてまとめられている。

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』(桜庭一樹) ― おすすめの本

主人公の山田なぎさは地方都市に住んでいる。 都会からやってきた転校生、海野藻屑は芸能人の娘で美少女。 なぎさも藻屑も、それぞれ人には言えないような暗い家の事情を抱えている。 ふたりはだんだんと、打ち解け、ついには友情のようなものが生まれるが……。 青春小説のようなミステリーのような、不思議で暗く、悲しくて美しい小説。