おすすめの本一覧

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』(桜庭一樹) ― #おすすめの本

主人公の山田なぎさは地方都市に住んでいる。 都会からやってきた転校生、海野藻屑は芸能人の娘で美少女。 なぎさも藻屑も、それぞれ人には言えないような暗い家の事情を抱えている。 ふたりはだんだんと、打ち解け、ついには友情のようなものが生まれるが……。 青春小説のようなミステリーのような、不思議で暗く、悲しくて美しい小説。

『冷たい校舎の時は止まる』(辻村 深月) ― #おすすめの本

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。 開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。 薄れていった記憶、その訳は・・・ 「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。 何故忘れてしまったんだろう―。 でもその顔と名前が合点がいかない。 第31回メフィスト賞受賞作。

『星を継ぐもの』(ジェイムズ・P・ホーガン) ― #おすすめの本

リサーチの結果は新たな謎を呼び、各種専門方面から人員が派遣され、数々の仮説・検証が続けられていくことになる。 ルナリアンは、火星と木星の間にかつて影響した惑星ミネルヴァの住人だった。 いくつもの仮説が立てられは棄却されていくなかで、浮かび上がる事実。 ミッシングリンク、月の起源、俗にも知られる多くの謎にSF的解釈を加え、張り巡らされた伏線がミステリー要素も交えて展開されていく、推理ゲームのようなストーリー。

『希望をはこぶ人』(アンディ・アンドルーズ) ― #おすすめの本

物語の舞台はアメリカのガルフコースト。 一年中楽しめるビーチで有名なこの地に、アンディという青年がいた。 両親を亡くし希望も持てず自暴自棄になっていた時、ジョーンズという不思議な老人に出会う。 彼はアンディに「物の見方」という人生の知恵を授けます。 離婚の危機に立たされた夫婦や仕事もプライベートも上手くいかないビジネスマンなど、彼は多くの人に希望を運んで行きます。

『愛され笑顔の作り方』(広瀬真奈美) ― #おすすめの本

人生は表情1つで変えられるということを著者・広瀬真奈美氏が17年の歳月をかけて作り上げた究極のメソッド。 表情というのは「感情のクセ」によって作られる。 いつも楽しい事を考えている人は楽しそうな顔、悲しいことを考えている人は悲しそうな顔に・・・、というように。 その感情のクセを取り払い自分の「笑顔のスタイル」を見つけていく。

『レフトハンド・ブラザーフッド』(知念実希人) ― #おすすめの本

元高校生プロボクサーの岳士の左腕には死んだはずの兄が宿っている。 そんな岳士は些細なことから殺人事件の容疑者となってしまう! 逃亡生活を続けながら、濡れ衣を晴らすために事件の真相を追及する2人。 彼らを待ち受けているのは、サファイヤと呼ばれる危険ドラッグの謎、隣の部屋に住む彩夏との出会い…。 2人は無事に濡れ衣を晴らすことができるのか。 そして最後は感動のラストを迎える。