おすすめの本一覧

『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー) ― #おすすめの本

架空の都市(直訳すれば豚追い町)で起きた殺人事件(カラマーゾフ3兄弟の父親が殺害された)を軸に、その後の裁判の進展で様々な人間ドラマが展開される。 現実の時系列を無視しているとさえ言われるほど緩慢な時間が小説内で流れるのは、それだけドストエフスキーの人間描写が精密だからである。

『あんじゅう 三島屋変調百物語事続』(宮部みゆき) ― #おすすめの本

袋物屋の三島屋に居候しているおちかは主人伊兵衛の姪。 おちかは許嫁を失った哀しい事件の為に実家を離れお世話になっている。 おちかの心の傷を回復する為に伊兵衛は百物語を提案する。 三島屋の黒白の間におちかと客の1対1でお客の持ち込んだ不思議な話を聞き取り、その話はその時限りの聞き捨てとする催しを始めたのだった。

『ワールド・フォーキャスト』(藤井厳喜) ― #おすすめの本

「知ってはいけない世界の裏側」 の内容は、、 Vol.1 「メディアの嘘・捏造・情報操作」 1時間16分 Vol.2 「中国バブル崩壊と軍事暴走」 1時間17分17秒 Vol.3 「中国イギリス金融戦:AIIBと地に堕ちた大帝国」 39分52秒 Vol.4 「グローバリズムvs国家連合:金融システムが崩壊する日」 40分44秒 Vol.5「アングラマネーとタックスヘイブン:世界の税金戦争」 50分01秒 Vol.6「いまさら聞けない従軍慰安婦の全貌」2時間1分09秒

『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』(角幡唯介) ― #おすすめの本

19世紀、北極へ向かったフランクリン隊。 誰一人戻ってくることはなく、129人が全員死亡しまいました。 その中で一人、アグルーカは生き延びたと言われています。 果たして本当なのか、著者がフランクリン隊の進んだ1600キロを進んで行きながら検証していきます。

『村上海賊の娘』(和田竜) ― #おすすめの本

織田信長の勢いが全国にとどろいていた時代に、瀬戸内海一帯を治めていた村上水軍を描いた作品。 村上水軍の中でも独立性の強かった能島村上の当主・村上武吉の娘、景が物語の主人公です。 景は女性ですが大柄で屈強な腕力の持ち主で、男にも負けないほどの戦の腕前を誇り、好奇心旺盛な性格と通行料を払わない船員は容赦なく斬り捨てる残忍さを併せ持っていました。

『哲学的な何か、あと数学とか』(飲茶) ― #おすすめの本

Webコンテンツの書籍化「哲学的な何か、あと科学とか」の飲茶氏の2作目。 数学史に残る最大の難問「フェルマーの最終定理」に、文字通り命をかけて挑んだ数学者たちの物語をドラマチックに描いています。 理論そのものよりも数学者たちの内面・心情にスポットを当て、数学者たちが如何にして各自の結論に至ったのかを軽妙な語り口で綴っています。

『ずるい人が周りからいなくなる本』(大嶋信頼) ― #おすすめの本

いやな感情にとらわれた時に、自分で気持ちを静めて明るく生き生きと生活を楽しめるようにしていくための本です。 また、どういう時にどのようないやな感情がわいてくるのか、そしてその対処法について書かれています。 日々の生活の中で、どうしても湧き上がってくるもやもやした気持ち、怒りや悔しさ、そして過去のそれらを思い出した時、色々な場面でのそれぞれの解決方法を丁寧に紹介しています。 読む人の気持ちに沿った内容で疲れた心がほっとします。