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このブログは、私の知人や募集で集まった方々の『大人の読書感想文』を掲載しております。
本のレビューではなく、その本を読んだその人がどのように感じ、どのように影響を受け、人生に活かしてきたかをまとめています。
その本に興味を持って頂くことはもちろん、あなたの悩みの解決や人生の励みになれば幸いです。
仕事、勉強、スポーツ。
どんな所でも、なかなか勝てない相手っていませんか?
そんな時、「環境」「才能」「経歴」等を勝てない言い訳にして諦め、自分を慰めていませんか?
今回は自分自身の気持ちに向き合い、言い訳をせず努力をすることの大切さに気付いた方の『大人の読書感想文』です。
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『三月のライオン』(羽海野チカ)から学ぶ、負けたくない気持ち
社会人として仕事をこなしていると、段々と容量が良くなっていき、結果として特に努力をしなくてもそれなりのタイトルや給与が保証されて行く。
かく言う筆者も上記と同じ道を辿っていた。
ただ、社会人なら誰しも「この人には勝てないな」と思う時がある。
そうなった時に、年月が経てば経つほど、「自分はこのくらいでいいや」と現状に満足してしまう。
そんな時、『三月のライオン』の漫画を読み、本当にハッと気づかされた。
「このままじゃダメだ。もっと本気でやらないと」と。その話について書きたい。
■本のあらすじ
中学生でプロ将棋棋士になった少年の物語である。
この少年は自分の過去の出来事から人付き合いを自分から排除し将棋に向き合ってきた。
将棋を通して少しづつ大人になって行く家族、友人、親戚などの人間関係を学んでいき、大切な何かを取り戻して行く、と言う話である。
■筆者が印象に残ったこと
ストーリーは上記の通りだが、筆者がハッと気づかされたのが2巻のp185-p187だ。
主人公が上位棋士と順位戦を行い、主人公が勝った後に、その上位棋士が悪態をついた時に主人公が言ったセリフが下記だ。
「あああーーーーーーっっ −−っっ
みんなオレのせいかよ!? じゃどーすりゃ良かったんだよっっ
ふざけんなよ 弱いのが悪いんじゃんか 弱いから負けんだよっっ 勉強しろよ してねーのわかんだよ
解ってるけどできねーとか言うんならやめろよ!! 来んな!! こっちは全部賭けてんだよ
他には何も持てねーくらい将棋ばっかりだよ 酒呑んで逃げてんじゃねーよ 弱いヤツには用はねーんだよっっっ」
■筆者がなぜハッとしたか
この話を読んだ時に、自分が仕事で敵わないと思っている相手がいた。
そして、きっと彼も自分のことを上記のセリフのように思っているのだろう、と思った。
部活でもなんでもそうだが、自分が敵わないと思っている相手は当然だが自分よりも努力を圧倒的にしていることが往々にして多い。
特に社会人になると「環境が違うから仕方ない」「大学のレベルも違うし仕方ない」と思いたくなるが、それは自分がそれで納得したいだけなのだと思った。
ただ、自分が劣っていると言うことを認めたくないだけのはずなのに、それらしい理由をつけているだけだと。
また、人は誰しもプライドを持っていると思う。
そのプライドを持っている部分が相手より劣っていると思いたくなく、そういった理由をつけることも多いと思う。
でも、それではダメなのだなと思った。
プライドを持っている部分だからこそ、相手より劣っていることを自覚し、そのプライドを取り戻すためにもっと相手より努力したいと思った。
相手もこれだけ苦しんでいるとわかったから。
■本を読んで変わったこと
まず会社を辞めた。そして、起業した。
寝ずに食べずにひたすらビジネスのことだけ考え、何とか軌道に乗った。
そのことを彼に報告すると、「俺も負けてられないな」と言ってくれた。
それだけで、この漫画を読んでよかったと思った。
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いかがでしたか?
確かに競争では必ず何らかの優劣が付きます。
どんな理由があろうとも勝負において、勝ちは勝ち、負けは負けです。
仕方ない理由を上手く表現しても、勝ちは勝ち、負けは負けです。
この事実は変わりません。
確かに「環境」「才能」「経歴」等の影響があるかも知れません。
でも、それを言い訳に努力を怠るのか、それともそんなことは気にもせず努力をするのか。
あなたの捉え方次第であなたの行動も、勝負の結果も変わってくると思います。
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