このブログは、私の知人や募集で集まった方々の『大人の読書感想文』を掲載しております。
本のレビューではなく、その本を読んだその人がどのように感じ、どのように影響を受け、人生に活かしてきたかをまとめています。
その本に興味を持って頂くことはもちろん、あなたの悩みの解決や人生の励みになれば幸いです。
あなたは今、会社等で部下を持つリーダー的な立場でしょうか?
明らかな役職が無くても、人を指導・指揮する立場であればそう言えます。
もしそうであったら、「山本五十六」の名、そしてその名言のいくつかは覚えておいた方が良いでしょう。
現在にも通ずる、リーダーのあり方・協調性・人間関係についてのヒントを見つけることができるでしょう。
今回は一冊の本ではないのですが、山本五十六の名言から協調性や人の動かし方・リーダーシップについて、影響を受けた方の『大人の読書感想文』をご紹介します。
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山本五十六の名言から学ぶ 人間関係の紐解き
■個性と協調性
人間は共に助け合い切磋琢磨しながら共存していく生き物であり、人は一人だけでは生活もままならないもので多くの人の力が一人の力を可能性ある導きにより本領発揮されることで個から集団を突き動かしていくと言われています。
実際の処、独りで引きこもってしまう人達が現代では少なからず居て協調性の足りなさが他の人間との輪を不自然なものにして、何でもないことからトラブルに発展してしまいます。
それは人間には多様性があり「右が正しい」「左が正しい」という個性などが協調性を時には乱してしまうものです。
答えも一つでないものであっても集団で生活する人達には少数派と多数派に分かれてしまうので多数派として取り上げられることになってしまうと少数派の意見は限りなく抑え込まれてしまうのです。
■とても楽な多数派、パワーが必要な少数派
人は良かれと思って行動しますが集団の中で個性を保ちながら他者と手を取り合うことはとても神経を使うし苦労が耐えないものです。
たまたま多数派に属し、発言力の強い人に同調していくことはとても自信満々にしていることが出来ますし「とても楽」です。
逆に個々の気持ちが強く少数派に属してしまった場合はより多数派の言葉を覆すようなマンパワーがないと覆らずとても交渉は難航してしまいます。
山本五十六の名言の中に「人は神ではない」という下りがあります。
これは人であるゆえに誤りをしてしまうことですが、五十六はすべてがトントン拍子に進む中でもし誤りなくことが進んでしまうと人間味がなくなってしまうといいます。
そして誤りの中から何かいけなかったのか?どうしたら良かったのか?という疑問と向き合うことが出来れば、その時まで以上に新しい考えや答えが生まれるのではないだろうか?といいます。
■人を動かす
人間同士が共に手を取り合いながら苦しいことを乗り越えて相互に理解し合えるようにならないと様々な問題を克服することはとても困難でしょう。
多様性があることはとても良きことですが、まとめあげることの難しさはとてつもない努力を積み重ね行かないとなりません。
そんな中に五十六の名言としてとても有名なものがあります。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」
これはとても良いことが詰まっている名言です。
人を動かすということはとても難しく簡単に口でやってくださいと言っても人は納得が通らないことはすぐにはしてくれないのです。
まずは「手本」となることを自らが示し、自分の口からどのようにするのか行動しながら言って聞かせることで「嗚呼、なるほどそういうことか!」と納得させることがとても大切ですが簡単に出来ることではないのです。
自分がどのように動いてどうしたらいいのかを説き共に手取り足取り「一緒に」することが大切です。
■褒めること
一番の肝心な押さえとしては「褒めること」であり、人は言うのはとても簡単ですぐ言えてしまいますがそれをさせることもとても難しいものですので伝えたらとにかく「褒める」ことです。
「がんばったね」と一言付け加えるだけで最初は「あれやれこれやれ」と注文の多い人だな?と付き合うことをためらうことにもなりかねませんが共に行動して言って聞いて、最後にしっかりその人を称えるのです。
「褒められ」て気分の悪くなる人はいません。
納得できればその人は人一倍行動してくれるでしょう。
簡単に出来ることは少ないですが考え理解して人を讃えていくことが出来れば人間関係における悩みは自然と解消するように思えました。
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いかがでしたか?
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」
これは私が、以前勤めていた会社で4,5年間店舗の実質的リーダー(上に支配人の方がいましたが)であった時に、全店舗を取り仕切る上長に常に言われていた言葉です。
「ただ、『やれ、やれ』と指図するだけでは人は動かない。
まずは自分が学び、出来るようになり、部下にやって見せないとやってくれないよ。」
と指導されました。
当時、私は20代で経験・知識も浅く精神的にも未熟で、しかも周りは全員年上の部下。
日々、反発され叩かれ、苦しい日々でした。
しかし、上長の指導を常に心に置き、企画や業務改善を計画する時にはまず自分で調べ、資料を作り、自ら試しに実践してからみんなに提案しました。
それでも反発はありましたが、最終的には不思議と協力して頂くことができました。
その後転職した会社でも、店長を務めることになりました。
そこでもこの考えを実践し様々な企画や業務改善を行うことができました。
その時は、私自身も歳を重ね若い頃より協調性を重視できるようになった為か、比較的スムーズに物事を進めることができました。
特に「褒める」ということが少なからず出来てきたこともあるかも知れません。
逆に言うと、この考えを実践していくと比較的リーダーもしくはリーダー的な立場になりやすいのかも知れません。
もし、あなたがリーダー的立場もしくはこれからそうなりたいのであれば、過去の偉大なリーダーの考えを参考にしてみるといいかも知れませんね。
感想(8件) |
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