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このブログは、私の知人や募集で集まった方々の『大人の読書感想文』を掲載しております。
本のレビューではなく、その本を読んだその人がどのように感じ、どのように影響を受け、人生に活かしてきたかをまとめています。
その本に興味を持って頂くことはもちろん、あなたの悩みの解決や人生の励みになれば幸いです。
「全ての問題は対人関係にある」
人間が生きる上で対人関係(=人間関係)、コミュニケーションは最も重要なことの1つです。
人間は1人では生きていけず、集団で助け合って生きていく生物です。
こういったことは、あらゆる場面で語られ、ほとんどの人がすでに理解できていることです。
苦しい時に家族・友人・恩師の言葉に救われることもあるでしょう。
あなたの周りにある便利な物も、別の人間が作ってくれたわけです。
あなたができないこと、別の人にやってもらうこともあります。
他人が出来ないことをあなたが代わりにやってあげることもあるでしょう。
そうして人間はお互い助け合って生きていくのです。
しかし、その逆もあります。
人間関係によって、精神的に苦しむこともあり、自分が言いたいことやしたいことを抑えて生きていかなければならないこともあります。
多くの方が人間関係の悪化で会社・学校を辞めたり、夢を諦めたりすることもあります。
争いごとも全て人間関係が原因と言えます。
重要なことだからこそ、多くの人が悩むのです。
もし人間関係の捉え方が変わり、今よりも良い人間関係を築くことができたり、不必要に振り回されたりしなくなったりしたら、どんなに楽でしょう?
今回の『大人の読書感想文』の作者の方は、『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)に出会い、人間関係に対する考え方を変え人生をより豊かに出来たようです。
もしあなたが人間関係に悩んでいたり、今よりも良い人間関係にしたいと思うならばヒントになるかも知れません。
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『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)から学ぶ人間関係解決法
■子供の頃から引きずっていた人間関係の悩み
私は子供の頃から人間関係が苦手でした。
多くの人とは興味の対象が異なり、成長するにつれてますます人との共通の話題がなくなりました。
全く話が噛み合わないため、最近では対人恐怖症の域にまで達していました。
■人間関係の悩みを解決してくれた一冊の本
そんなときに出会ったのが吉野源三郎氏の著書『君たちはどう生きるか』です。
最近では漫画版も登場し、また宮崎駿氏も同じタイトルの映画を製作するということで話題になっている、あの本です。
『君たちはどう生きるか』はまさに私の人間関係に関する悩みを根本から解決してくれた本でした。
■人生を変えてくれた『君たちはどう生きるか』
それでは『君たちはどう生きるか』がどのように私の人間関係に関する悩みを解決してくれたのかお話しします。
この本のストーリーは、主人公のコペル君が生活の中で考えたり悩んだりしたことをおじさんと共有し、おじさんがその度にアドバイスをしてコペル君は人間的に成長していくというものです。
この本は、人として何をどう考えどう行動すればよいかをコペル君の行動を例に具体的に教えてくれる本でした。
■人間関係の悩みの原因
結論を先に言いますと、私は人間関係における考え方が全く間違っていたのです。
私はこの本を読み、自分の人との関わりの中で、自分の感じ方や考え方が間違っていたことに気づきました。
私は家庭環境が少し変わっていたため、子供の頃から周りの人たちとは話題が全く異なり、話が噛み合いませんでした。
そしてずっとそのことを、どうせ人は自分と話題が合わないものだと決めつけ、対人恐怖症になっていたのです。
この本を読んだとき、自分が人とは話が合わないと思っているけれども、自分は人の話を果たして理解しようと努めているだろうか、という疑問が湧いてきました。
恥ずかしい話ですが、私は人が自分のことを理解してくれないと嘆くばかりで、全く人のことを理解しようとしていなかったのです。
■『君たちはどう生きるか』と出会ってから変わった人間関係
次の日から、私は自分のことを理解してくれないと思っていた人たちに対しても、相手のことを理解しようと努めました。
そうすると、相手を諦めることができるようになりました。
それまでは、相手が自分のことを理解してくれないと相手に執着し、相手を責めるばかりでした。
自分から相手に与えることができるようになって、初めてああこの人は自分のことを理解することが無理なのだな、と理解してあげられるようになりました。
それからは、自分のことを理解できない人に必要なことは与え、必要以上には関わることがなくなりました。
そして、自分のことを理解してくれる人との付き合いにより多くの時間を使えるようになったのです。
さらに、この本には世の中は不平等であることもきちんと明記されています。
私は、みんな平等であると信じていたため、それが余計に人間関係における罪悪感を生み出していました。
しかしながら、この世は不平等であるということをきちんと受け入れることができたため、他人に対して自分と同じことを期待したり要求したりすることがなくなりました。
その結果、本当に楽に生きることができるようになりました。
『君たちはどう生きるか』はまさしく私の長年の悩みを解決してくれ人生を変えてくれた一冊でした。
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いかがでしたか?
「十人十色」と言われます。
人はそれぞれ違います。
それが個性です。
「そんなことはわかっている!」
と言われそうですね(笑)
でも、“わかっている”のと“受け入れる”のでは違います。
当然、あなたと合わない方は一定数います。
10人いれば2人はとても気の合う人、7人は普通の人、1人はどうしても気の合わない人、
になるそうです。
どういったところでも、だいたいこのような割合になるそうです。
あなたはどうしても気の合わない人に、事ある毎に苛立ったり、その人の発言に不快感を抱いたりしていませんか?
誰でもが少なからずあると思います。
もし、“受け入れる”ことが出来るのであれば、
「そういうものだ。」
「必ずこういう人はいるものだ」
等と考えることが出来て冷静になれます。
そして、その上で自分なりにどのように対応していくか考えられるようになるでしょう。
しかし、よくあるのですが・・・
「あの人は何を言っても無駄だから諦めた」
「刃向うのも面倒だからとりあえず言うとおりにしておく」
となってしまうと、これは“受け入れた”ことにはなりません。
“受け入れることを諦めた”もしくは最初から“受け入れる努力をしていない”、ということです。
“受け入れる努力をしていない”と言うと反論されそうですが、その“努力”を見ると、ほとんどが自分(達)の考え方に合わせるよう、その人に要求していたり、その人の考え方を否定していたりします。
“受け入れる”とは真逆なところにいるのです。
人間関係を完全に良くすることは極めて難しいことと思います。
しかし、今より良くすることは出来るのも事実です。
多くの人間関係についての本があります。
積極的に手に取って、あなたなりの良い人間関係の作り方を学ぶのも良いかも知れません。
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