もし、あなたの“人生の期限”がわかったら・・・、
しかもそう遠くないものだったら。
あなたはどう生きますか?
今回の『大人の読書感想文』は映画化され大ヒットした小説『君の膵臓をたべたい』(住野よる)です。
映画を観た方も多いと思います。
登場人物の山内桜良は膵臓の病で余命1年。
自分の人生の期限がわかっています。
感想(71件) |
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『君の膵臓をたべたい』(住野よる)、で人生楽しめるようになった
■『君の膵臓をたべたい』(住野よる)を読んで
私は「君の膵臓をたべたい」という小説を読んで人生を楽しめるようになりました。
命の尊さや大切さ、人生がいつ終わるかわからないということを改めて自覚させられたことにより今を大切にして生きなければならない。
今を精一杯楽しんで生きなければならないということを知りました。
そのように考えるに至った経緯などを全てお伝えしようと思います。
みなさんにも私と同じような考えに至って頂ければ嬉しく思います。
■自分が世界一不幸ではない
主人公はごくごく普通の高校生でどちらかといえば地味なキャラです。
日常を当たり前のように生きていて特に楽しむこともなく、ただ淡々と生きているだけでした。
そんな彼を私はどこか自分を見ているようでした。
毎日を当たり前のものと思って過ごしている。
これはとてももったいないことだと後で感じました。
そして彼はひょんなことから山内桜良という女子と出会います。
彼女は膵臓を病んでおり、余命があと1年しかないのです。
そんな彼女は共病文庫という日記をつけていました。
自分の病気を受け入れ前向きに生きていこうとの決心のために書き始めたそうです。
そこで私はふと考えました。
この本を読んでいた当時色々と悩み事があり
私自身かなりナイーブになっていました。どうして私ばっかり嫌なことがあるのだろう。そんなふうに考えていました。
しかし、私はまだまだ生きることができるが実際に余命があと1年、いえ、もっと余命短い人も世界には何人もいるでしょう。
そんな人たちは毎日を楽しんでも本当にわずかしか楽しめないのです。
そう考えると私以上に辛い境遇の人がいるのだと思い、自分が悩んでいたことがいかに些細なことか気づかされました。
みなさんにも辛いことがあった時は考えて欲しいです。
自分は悲劇のヒロインではない、もっと辛い境遇の人はいるのだと。
そうすれば少しかが楽になると思います。
■いつ終わるかわからない人生。今を楽しもう。
余命あと1年の彼女でしたが、彼女は通り魔によって殺されてしまいます。
人は誰でもいつ死ぬかわからないとわかってはいるはずなのです。
それでもまだまだ死ぬはずがないとどこか無限のように
感じてしまいます。
その上余命あと1年と期限が決められていているので、誰もが彼女はあと1年しか生きられないが逆にあと1年は必ず生きると思っていたはずです。
しかしそんなことはないのです。
誰にでも死は突然訪れるのです。
今健康な私たちだって交通事故や災害により今日死んでしまうかもしれないのです。
深くそのように考えさせられました。
生きていれば辛いことは必ずありますが
いつ終わるともわからないこの人生を楽しまなければもったいない、そう思ったのです。
私はこの本を読んでからかなりポジティブになりました。
こんな私でも変われたのですからみなさんもこの本を読めばきっとポジティブに生きられるようになると思います。
長々と失礼しました。
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いかがでしたか?
作者の方が言うように、誰にでも死は突然訪れるのです。
もし、あなたが余命1年と言われたらどのように生きますか?
昨日今日過ごしたように過ごしますか?
多くの人が後悔の無いようにやり残したことに挑戦したり、行ったことのない所に行くかも知れません。
大切な人と過ごす時間を多くしたり、お世話になった人達に感謝の言葉を掛けたりするかも知れません。
しかし実際にはほとんど場合、そのような“人生の期限”はわかりません。
あと10年かも知れませんし、50年かも知れません。
明日かも1時間後かも・・・
だからこそ、いつその時が来てもいいように常に後悔しないように生きたいものです。
周囲の“空気を読んで”自分のしたいことを我慢したまま、人生を終えたら後悔しませんか?
「いつか機会があったらやってみよう。」、その“いつか”の前に期限が来たら?
何かやりたいのに失敗を恐れて躊躇していることはありませんか?
両親・夫・妻・・・、自分にとって本当に大切な人に感謝していますか?
あなただけでなく、あなたの大切な人にも“人生の期限”があるのですよ!
人生が終わる時に最も後悔することは、
“失敗したことではなく、やらなかったこと”
だそうです。
後悔しない人生を送りたいなら、今から“あなたらしく”人生を楽しむことをおススメします。
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※掲載の際には多少の編集を加えますので予めご了承下さい。