『斜陽』(太宰治) ― おすすめの本

斜陽 (新潮文庫)

『斜陽』(太宰治)の概要

戦争が終わって、主人公のかず子は母とつつましい生活を送っていた。

これまでは貴族として生活していたものの父が亡くなり、弟が戦争から帰ってこず、頼れる叔父からも支援が受けられなくなり田舎の別荘へ引っ越すこととなる。

ある日、弟が生きていてそして薬物中毒になっていることを知り、かず子はある人のことを思い出す。

かつてかず子とその人の間に「ひめごと」ができたことを。

弟が帰ってきて、3人での生活が始まった。

もうお金もなく、そして病気にかかってしまった母。

貴族とは一体なんなのか、戦争とはなんなのか、慎ましい生活の中の家族と恋愛の話である。

『斜陽』(太宰治)の注目の登場人物

主人公のかず子はもちろん、母親も文章だけで美しさを感じられます。

しかし荒々しく描かれている弟こそが注目の登場人物ではないでしょうか。

薬物中毒になり、家に帰って来ても態度が悪い弟の直治ですが、母の体調が悪い時にはアドバイスをしたりします。

病気になった母が弱ってくると、涙を見せます。

最後の方に描かれていますが、直治の本当の気持ちや悪い態度の裏には家族への思いや、自分の生き方についての思いが隠されていました。

直治のそんな、不器用ともいえる性格に惹かれます。

『斜陽』(太宰治)の注目の場面

母が死に、かず子が上原に会いに行くところです。

「外へ出て、こがらしに吹かれ、戦闘、開始、恋する、すき、焦がれる、本当に恋する、本当にすき、本当にこがれる、恋しいのだからしようがない、すきなのだからしようがない、こがれているのだからしようがない」

の部分がとても気に入っています。

上原に会いに東京へ出てきたかず子、鼻緒がきれて、ようやく見つけた上原の家には奥さんと娘が居て、そこで鼻緒をなおしてもらって、その寂しさや切なさとともに、こういった強い意思が見られて、かず子の気持ちの強さを感じます。

『斜陽』(太宰治)から得たもの

かず子の恋愛と、自分の恋愛を重ねて考えてしまいました。

叶わぬ恋をしていた時のことです。

無理なことだと、ダメなことだと、もうあきらめるしかないのだと、そう思っていました。

でも、かず子のこの強い気持ちが、私を前向きにさせてくれました。

彼を想うことはいけないことでもない、ずっと強い意思を持っていたい、そう感じました。

恋愛に悩んだとき、「戦闘、開始」の文字を見て何度も元気づけられました。

私がまっすぐ生きてこられたは、この言葉があったからだと思っています。

『斜陽』(太宰治)はこんな方におすすめ

太宰治の有名な一作です。

作家・太宰治に興味を持った方は、まずこの作品を読むことをおすすめします。

弟の直治の性格は、太宰の性格とも似たところがありますので注目です。

戦時中や戦後まもなくの生活を知るにも、この小説はおすすめです。

また、かず子の恋愛に共感できる人も居るでしょう。

恋愛に悩んでいる人、「戦闘、開始」の言葉に勇気づけられること間違いなしです。

『斜陽』(太宰治)の魅力まとめ

太宰治の作品には、時々太宰の性格や気持ちがあらわれる人物や言葉、部分があります。

太宰は若くして妻と子供を残し、愛人と心中しました。

何度も自殺未遂をしました。

そうして、戦争を生き抜きもしました。

そういった太宰の気持ちを随所で感じられるひとつが、この「斜陽」です。

時代の流れ、人との関係、そして生きることと死ぬこと、太宰は何を考えてこの作品をかいたのでしょうか。

太宰の人生と重ねると、新しい発見をすることもできます。

ぜひ、太宰の人生を考えながら読んでみて下さい。

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