『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原圭)の概要
この本の作者である菅原圭氏には、お金持ちの知り合いが多く存在している。
彼がお金持ちとお付き合いをする中で見えてくるお金持ちの人に共通している習慣や心掛けていること、大事にしていること、絶対にしないこと等をまとめている。
『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原圭)の好きなエピソード
『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原圭)の第一章ではお金持ちが絶対にしないことが記述されています。
その中の一つに「用もないのにコンビニに行かない」というエピソードがあります。
ここではコンビニは「物を購入させるプロ」と書かれており、ついついコンビニにフラっと寄り、物を購入してしまうことが特に日本人には多いと書かれています。
コンビニが24時間営業なのは日本や中国、タイといった国に存在しますが、アメリカやロンドンといった国には24時間営業のコンビニは無いそうです。
『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原圭)の好きな場面
好きな場面はお金持ちは遅刻をしない、ということが書かれているところです。
「5分や10分の遅刻なら、大したことじゃない。」と解釈している人も存在しており、作者はそういった人に遅刻しているという自覚を持つべきと記述しています。
特にビジネスの場面では「遅刻=信用できない」と判断されてしまいます。
当たり前とも思えることではあるが完璧に出来ている人はどのくらいいるのでしょうか。
本書には絶対に遅刻しない為の3つの対策というものも書かれてあり、いかに遅刻をする人が損をしているか、というのが考察されています。
『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原圭)で得たもの
当たり前のことをより深い解析と解説をしているので普段生活している上での何気ないことに気づきを与えてくれる本だと感じます。
『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原圭)を読んでからは人との待ち合わせにより早い時間に集合場所に行く習慣が身に付くのではないでしょうか。
遅刻をしないのはもちろんのことではありますが、それよりもなぜ遅刻をしてはいけないのか、どういったデメリットがあるのかを『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原圭)で知ることができます。
その他にも生活をしていく上で心掛けた方がいいこと、お金持ちが行っている習慣を解説してくれるのでとても参考になります。
『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原圭)はこんな方におすすめ
『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原圭)をおすすめしたいのは大学生や社会人の方です。
理由としては社会のルールや物事の考え方を書いているので自分が普段行っている習慣と照らし合わせる事が可能であり、その対象が大学生や社会人であるからです。
『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原圭)のまとめ
お金の勉強をすることは素晴らしく、尊敬に値すると思います。
しかし収入を増やす為の本が多い中、こういった普段の生活で大事にすべきこと、お金持ちが肝に銘じていることに焦点を当てるのは、新たな考え方や閃きを与えてくれると思います。
意味もなくコンビニに行きお菓子を買う。
遅刻をしない。
お金持ちを目指さない方でも、地に足を付けた社会生活を歩む上で大切なことが書かれているので、ぜひ一度手に取ってほしい一冊です。
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