『勝てる投資家はこれしかやらない』(上岡正明) ― おすすめの本

『勝てる投資家はこれしかやらない』(上岡正明)の概要

株式投資の上での心得に関して、見やすく分かりやすくまとめられています。

まず最初にどうしたら投資で勝てるのかに関して簡潔に結論を述べ、その上でそれを行うにはどうしたら良いのか、日常の心構えや考え方を中心に解説しています。




『勝てる投資家はこれしかやらない』(上岡正明)の印象的なエピソード

上岡正明氏は、失敗事例こそが大事と論じていて、失敗した事例は特に注視しながら紹介されています。

過去に投資した企業が倒産し、1000万程度失ってしまった話等です。

その時にどうすれば良かったのか、もう同じ目に合わないためにはどうすれば良いのか、具体的に記載されています。

投資の上で最も重要なことは出来る限り儲けることでは無くて、いかに損失を増やさないかとなります。

目を背けたくなる失敗事例こそが今後の成功のヒントとなっています。

『勝てる投資家はこれしかやらない』(上岡正明)の好きなノウハウ

行った投資の結果に関してメモを取ることを指摘されていて、そのノウハウは特に好きな部分です。

メモをどのように取るかについては、一般の書籍では投資した理由を記載することの重要性を説いていることが多いですが、筆者は更に失敗した時の感情を記載することを指摘しています。

投資の再現性を高めるには、マインドコントロールは重要な要素の一つです。

人間である以上、いかに準備していてもポジションを取ることで感情に支配され不都合なことはすぐに忘れてしまいます。

そのような状況をできる限りメモに残しておくことで、今後の取引に生かすことができると感じました。

『勝てる投資家はこれしかやらない』(上岡正明)で得たもの

損切りの手法については特に記憶に残り、考えさせられることが多かったです。

投資に慣れた方の多くは、自分はしっかり損切りは出来ていると思っているかと思いますが、逆に損切りが早すぎて損切り貧乏になりがちであった気付かされると思います。

損切りはすれば良いものではなく、自信が決めたシナリオに合致しなくなった場合において実行するべきもので、例え相当に保有株が下落したとしても、そのシナリオが変わっていなければ買い持ちすれば良いと言うことを学べます。



『勝てる投資家はこれしかやらない』(上岡正明)はこんな方におすすめ

初心者から上級者でもどなたでもマッチしていると思います。

初心者であれば投資の指南書として。

上級者であれば自分の取引手法の偏りや課題認識の抽出に役に立つと思います。

特に暫く投資が上手くいかなくなった際に読まれると良いと思います。

『勝てる投資家はこれしかやらない』(上岡正明)のまとめ

難解な技術や難しい経済動向に関する説明は一切ありません。

投資家は評論家ではないと思います。

上岡正明氏はその視点で株式投資は難しいものではなく、マインドコントロールや株価下落時の胆力を強化し、日々の取引の再現性を高めることが重要と説いています。

また、再現性とは起こる可能性が高いことという意味で、ギャンブルの世界ではそれはあり得ませんが、投資の世界においてはそれが存在するとしています。

投資に100%は存在しませんが、80%の可能性は大いにあると思います。

とても見やすい書籍とはなっていますし、一度手に取ってみては如何でしょうか。

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