『夢をかなえるゾウ』(水野敬也)の概要
インドの神様「ガネーシャ」が物語の主人公の家に住みつきます。
主人公の「成功したい・お金持ちになりたい」等の思いに対して、ガネーシャは毎日1つずつ課題を出しそれをこなしていきます。
そうすることによって主人公も読者も自然と成功ノウハウが身に付くというストーリー仕立ての自己啓発本です。
感想(39件) |
『夢をかなえるゾウ』(水野敬也)の好きな登場人物
やはりガネーシャが一番好きな人物(?)です。
インドの神様なのに関西弁でしゃべる所が面白く、主人公との会話の掛け合いも笑いどころが満載です。
又、登場人物の中にお釈迦様が出てくるところも感動しました。
自己啓発本に当てはまるのですが、特徴として毎回1つずつしか課題を出さず、内容も難しいものではなく誰もができるような内容になっています。
その上、こんなにも楽しくてタメになる本は数少なく感じます。
『夢をかなえるゾウ』(水野敬也)の好きな登場人物
ガネーシャが出してくる課題の一番最初に「靴を磨く」という課題が設定されています。
お金が欲しい、将来成功したいと思っている人に対して出す最初の課題としては、お金の知識を学ぶとか、人脈を作るとか、商品を作るなどの想像をしてしまいます。
あまりに意外な課題に驚きました。
なぜ靴を磨くのかというと、靴はいつでも自分のことを支えてくれている存在であり、そういう存在を大切に出来ない人が成功するわけがないという教えでした。
当たり前のことですが、なぜか心にグッと刺さりました。
『夢をかなえるゾウ』(水野敬也)で得たもの
夢を叶えるゾウに出会って私は考え方が180°変化しました。
今までは自分が成功するには、自分がお金持ちになるには等といった自分中心に物事を考えていました。
しかしガネーシャの教えは全くの逆で、人を幸せにした分だけもらうのがお金ということを学ばさせてもらいました。
それにより、人の為にどういった価値を作り出せるのか、人の為に自分は何が出来るのだろうか等の考え方に変わり、自分から他人へと考え方がシフトした経験が大きかったです。
『夢をかなえるゾウ』(水野敬也)はこんな方におすすめ
成功したいのにできない等の悩みを抱えている人でも良いですし、普通に読んでいても面白いので時間に余裕がある人や何もすることがない人でも読んでいて楽しい時間が過ごせる本になっています。
まさに夢をかなえたい全員にお勧めしたい本です。
『夢をかなえるゾウ』(水野敬也)のまとめ
自己啓発本というと、難しい文章が書いてあったり読み込むのに時間がかかったりするのですが、『夢をかなえるゾウ』(水野敬也)に関しては主人公とガネーシャとの出会い、ガネーシャから出される課題を遂行する上での楽しさや時に葛藤なども含まれています。
シリアスな部分もありますが、冗談まじりのトークもあったりで本当に笑いながら読めます。
ただ、通勤電車の中では読まないことをお勧めします。
なぜなら面白すぎて吹き出してしまう可能性があるからです。
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